カリストさんに止めを刺されそうです。じゃなくて、はい、無事に共和国トゥルーエンディングを見ました。
いやはや、ここまでカリストさんが良いオヤジキャラとは思ってもみませんでした…。
一切の歪みもない完璧な国を創るというカリストさんの思想は独裁国家であり、『共和国』ではないのですが、というか、それは本当にシグさんの『理想の国』なのかと思い切り突っ込みたいのですが(カリストさんに取っては理想の国なのだと)、カリストさんのその揺ぎ無い姿勢がたまりません。
よくある弱者を虐げるだけの暴君ではなく、独裁国家だとしても賢君になりえるだろう実力は持っている。そしてその国にはもちろん人魔共存も盛り込んでいる。人魔共存は、確かに独裁国家だとしても、種族を関係なく扱うならば、なりえることだとも思う。
優れた君主が全てを取り仕切り、素晴らしい政治を行い、国を築いてくれる。それは民にとってはとても有難く、全てをその君主に委ねてしまう。多少の諍いはあれど、民は十分な生活をおくっていける。
しかしそれは、その君主がいなくなったとき、民には考える力がなくなっている可能性が高くなることでもある。今まで全て厄介なことはその君主が解決してくれた。だけどその君主がいなくなったら?新たな混乱の幕開けになりえるやも知れない。
それはある意味、かつての大魔王ジャネスを失ったときのように。
シグさんは、カリストさんが創る国はそういうふうになりえるやも知れないことを分かっていて、彼の傍に立っているのでしょうか。
……それを、シグさんが引き継ぐのかなぁ。
絶対的な力を得たカリストさんが人としての寿命を終えた後、シグさんはその遺志を受け継いで、国を作り続けて行く。
シグさんは魔族だけの国、から、人魔共存の国、に変わったけれど、力が支配するということは変わらなかった感じなのでしょうか。そもそも、
シグさんがこの戦争の原因を作ったみたいなことは、結局どういうことなのか明かされてない!ノーマルエンディングで語られてるのですかね。ノーマルエンディングどうやってみるのか分からんのですが!シグさんやマガチを解雇しても『仲間を大切に』と言われるだけですし、属国作っても見れませんでした。やはりどれか未消化のイベントがある状態じゃなきゃ見れないですかね…。
カリストさんは全てを従える力を欲してはいるけれど、だからと言って自分だけが甘い汁を吸いたいという考えはないらしく、他の人も含め、全てが滞りなく、うまく行く国が創りたいだけなんだろうかと。
大きな大きな模型を渡され、それを作り上げて、それが完成し、何ら支障なく動いて行く、その充実感を得たい、というような。
そしてそれらを成し得る力を持っていても、人間として生きて、それで終わるならそれでよし、とも感じている気がします。永遠の命が欲しい!とかは思ったりしなさそう。むしろ
『くだらん』の一言で片付けそう。
永く生きる魔族を化け物と堂々と言い放ちながら、嫌悪も何も感じさせず、ただ『人間』である自分から見ればそう思っただけの言葉。
魔族を嫌悪するガリアダークさんを『ガキ』と言い放つ辺りが凄い。
トゥルーエンドのカリストさんの背中は実にいいですね!シグさんとは何と言うか、物凄くドライなのに信頼しあっているような、言いたいこと言って仲悪そうなのに案外阿吽の呼吸のような、そんな感じがします。
で。
今回のイラストは
シグさんの過去を探偵つかって調べ上げて罪悪感を微塵も感じさせないカリストさんです。でもそんなプライベートなことまで!!
部下の女性はGOCに出ていたあの方です。今回ボスとしてでてくる賢神の奥さん。関係をはっきりと明言はされてなかったと思うので『親しい』にしました。
『理想の炎』見ましたが、約二名、
目付き悪!!とりあえず、『神』とついてましたが、永久凍土で寝ているだけなのになんで『神』的な存在に。いや、おそらくは、優れた人物を『神』として言うような、そんなニュアンスだとは思うのですが。無駄に威圧感ありすぎです御三方。そしてその衣装はどこから調達してきたのでしょうか。
神様三兄弟よりはセンスいいと思います。賢神さんは髪は自分でお切りになったんでしょうか。