ジェネシス雑記（トラテペス編２

アースが1220年を前に亡くなりました。
巨星堕つ。まさに。
というわけでネタバレでございます。

間が空いてしまいましたが、トラテペス後半戦でございます。
ジュンがシャンティにここから一緒に逃げよう！と言い出しました。少年のひたすらな真っ直ぐさ。ここにいたら、シャンティはずっと悲しい顔しかしない、笑ってほしいという想いからの行動だけれど、シャンティがここからいなくなると、ここにいる人たちが傷ついた時、癒してくれる者がおらず、皆、死んでしまう。だからいけない、とシャンティは断ります。
シャンティたちは不老不死であるが故に、子孫を残せない。それに不老不死とて、殺されれば死んでしまう。誰かが怪我をした時、癒せることが出来なければ、皆死んでしまい、『楽園』から人はいなくなる。

そしてそのあとでユヒトはシャンティに問いかける。生にしがみつく自分たちは醜いか、と。

死は苦しみ。けれど死は全てからの解放。けれどそれは永遠に続くこと。
その、死からの解放。けれどそれも、『永遠に続く』こと。
永遠に生きる、ということに耐え切れない人間もいる。
では、生にしがみつく自分と、死を受け入れる人間と、どちらが正しいのか、と。

あっさり言ってしまえば、それは人の価値観で変わるものだから、一概に『こっちが正しい』とは言えないと思います。例え生き続けることを選んだとしても、それが醜いことかどうかは、その人の生き様で、見る人の印象は変わるし、他人の目より、自分自身が醜いと思っていればそれまでかとも思う。
私は死ぬことより、年老いて、何もできなくなってしまうんじゃないか、という方が怖いです。死ぬんなら最後まで自分のことは自分でやれて、ぽっくりいくのがいいなぁ。

そして、そんなユヒトに、シャンティは『兄様は間違っていない』という言葉を返す。それにユヒトは、お前のその言葉がききたかったのかもしれない、と言います。
穿った見方をすると、シャンティがおそらくそう答えるであろうことを分かっていて、安心するがため、自分で自分のしてきたことを再確認しようとするために、シャンティに『そう言わせるようにしむけた』という印象を持ってしまいました。
何と言うか、言ってほしい、言ってくれ、という懇願にも似たような。

ジュンは少年の真っ直ぐさゆえの鋭いツッコミを入れるというか何と言うか。死は生からの解放かもしれないけど、死んだことないから分からない、死んでも苦しいだけかもしれない。それよりもシャンティと離れるのはいやだ！とはっきり言い放つ。
死んだら冥界に行くわけですが、どうなんだべな。普通の人は浄化されて新しく生まれ変わるわけですけど。シャンティたちはもしかしたら『冥界の罪人』に引っ掛かりそうな気がしてならない……。


最後は前向きな終わり方です。
ユヒトが、立ち絵でも微笑を湛えてますが、ラストの一枚絵の笑顔は晴れやかです。印象がまるで違う。まるで何か吹っ切ったようにも見えます。が、いったいどこで。29ヶ国イベントのシャンティの言葉か？
死ねなくて、生き続けるのなら、時間がたっぷりとあるんだから、本当の『楽園』を探そうと。『できるか』じゃなく、『する』。その前向きさはいいなと思うんですが……結局共和国に政権を返すってどういうことじゃい。そんなことしたら、ずっと追われ続けませんかと思うんですが…。カリストさんは不老不死はもの凄くどうでもよさげですが、マガチはしつこそうよ。


で、今回のイラスト。
プレイ中、突然アースがお亡くなりになりました。
神様なのに！聖神なのに！
いや、神様でも死ぬでしょうけど、でもプレイから20年にも満たずに亡くなるってどういうことだと。
でも今回のジェネシスは、魔族でも容赦なく亡くなるからなー。あきらかに元気そうなおっさんや兄さんお嬢ちゃんでも。逆にお年をめした方がお亡くなりになったことがほとんどないんですけど。
この分だと『死なない』はずのユヒトたちもお亡くなりになりそうな予感。

手前の子はリリです。ご先祖様がアースと繋がりあるので。

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貴方の墓はここにはない

ネタのメモ。
永久を生きると言われるエルフの女性と、
彼女が知る人間の少女の曾孫のお話

「……貴方は」
「………………」
「……お墓参り、ですか」
「……ええ。祖父と、祖母の」
「そう、ですか。…………」
「祖父と祖母は、知っている。幼い自分の世話をしてくれたこともあった。会う度に様々な話をしてくれた。……そこに眠る曾祖母の、ことも」
「………………」
「しかし私にとって、曾祖母とは祖父母の話でしか聞かぬ、姿も知らぬ何の思い出もない存在だ。……貴方と違って」
「……そう、ですね」
「……聞いてもいいだろうか」
「何でしょう」
「貴方は、かつての仲間の墓参りをしているのか」
「……ええ」
「もう、曾祖母が死んで100年は経つ。だのに、か」
「ええ。……あの子は、誰かとおしゃべりすることが好きだったから。向こうで、たくさんの仲間達や、家族と楽しく過ごしているだろうけど、こちらの話も聞きたいだろうし、時折こうして訪れて、話しているのです」
「………………」
「……どうか、しましたか？」
「……あの子。あの子、か」
「………………」
「私にとって見も知らぬ曾祖母を、貴方は『あの子』と呼ぶ。私の知らぬことを知り、その目で私を見る。私よりも、ずっと若いその姿で」
「………………」
「前にも言ったが、あまり気持ちのよいものではない」
「……そう……ですか。すみません」
「何故謝る。貴方にとっては当然のことなのだろう。エルフは永久を生きる。故にその姿で多くの生死を見ることが当たり前なのだろう。だが、私の言うことは私にとって当たり前のことだ。私は、人間は100年ほどしか生きぬ。見ろ、貴方と初めて出会ったときよりも老いたこの姿を」
「………………」
「もう50年近く生きた。昔を思い出せば昨日のことのように感じるが、この先の50年、と思うととてつもなく長く感じる。それなのに、貴方達のように今のまま永久を生きるなど、想像もつかぬ。コレが、私達人間だ。……嫌悪、ではない。不確かなもの、理解できぬものへの据わりの悪い、違和感のようなものだろう」
「………………」
「貴方は、どうとも思わぬのか」
「どう、とは？」
「貴方は他のエルフよりも人間側に近い。人間との付き合いも深い。けれど貴方はエルフだ。幾度も誰かを見送り続けるのに、自分は老いもせず死なない。……どうとも、思わぬのか」
「………………」
「他のエルフと話したことがある。日常では人間と変わらぬ。だが、やはり人間とは明らかに違うモノを持っている。他の生きる種族より、草木や精霊に近く、人間でもごく一部の者しか聞こえぬ声を聞いているからか。何かが決定的に違うのだと、思った。だが貴方はエルフでありながら、人間と交わる。……私は、私の親しい者を見送ることになれば、悲しいと思うだろう。実際、あの戦争で幾人も見送った。……貴方は、どうなのだ」
「……私も、誰かを見送ることは悲しいです」
「悲しいだけか」
「……どういう意味ですか」
「ただ、悲しいだけか」
「………………」
「私は老いて寿命を全うする。そしてここに眠るだろう。あちらの世界が存在するならば、そこで貴方の言う話好きの曾祖母とも出会うやも知れぬな」
「………………」
「だが、貴方はこの先も何百年、何千年と生き続けるのだろう」
「………………」
「ここに、貴方の墓はない。この先も、この地でなくとも、私の子供たちが老いて死んだ後も、ずっと生き続ける。私たちは眠る。貴方は、眠らない」
「……そうですね」

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願望

ファ・ラ・ウェイがカーマやスーたちの血筋だったら面白かったな、と。
ブレソルにもジャピトスの方が出て来ているそうですが繋がりはどうなんでしょ。
何だか昔と比べジャピトスは国色が違ってきている気がします。100年以上経ってますからな…。おっさんでももうちょいカーマやスーたちの血を引いてるな、と思わせるようなタイプだったら。というか、彼はカーマたちの血筋なんでしょうか。違うのかな。
だからと言ってファ・ラ・ウェイがカーマたちの血をひいているっぽいか？と言われたら、違う意味で毛色違うと思います。

ジェネシス雑記（トラテペス編１

間があきましたが今回もネタバレっす。
トラテペスです。なぜかというと、今までネクスト降臨（ジグロード、カーシャ、プリエスタ）、神様三兄弟（ネウガード、ボローニャ）、永久凍土冬眠組（ゴルデン）は見たけれど、未だムゲンさん＆罪人ズと会ってないということで。
ボルホコとどちらにしようか悩んだのですが、トラテペスの二人は×××××らしい、と言うことからこちらに。

中村さんのショタ＆ロリはかなりの破壊力をもたれるかと。そちらの趣味はないんですが、いいです。
それはさておき、この国は子どもの国です。
昨今、子どもでも大人顔負けの能力もったキャラがごろごろ出ておりますが、彼らは長く生き、歳を取らない、と言うだけで他は特に秀でたところのない普通の子どもといいましょうか、つまりは弱い。
おまけに隣接国がロギオンとプリエスタです。どっちも武将数、国力、防壁値、そろってます。
正直言って、最初はかなり辛いですこの国。三人揃って弱い上に、国力もなく、兵も少ない。幸い防壁値だけは隣国より高いので、何とか持ちこたえますが、奴等は弱った得物は総出で潰しにかかってくる。
気を抜いたら即アウトです。

ただし、シャンティの必殺技『楽園への手』は味方を200～250回復し、更に敵にもダメージを与える技なので、彼女に兵を集中させる方法が最初は最善かと思います。
ただ、私もやってみたのですが、シャンティの武力が1なので思うように敵を倒せないし、更に一度必殺技を使うと、2度目使うまでに、シャンティが倒される確率の方が高いんですよね…。
数年やって、一度リセットしてやり直したんですが、なんとシャンティが探索でユカタン拾ってきまして。ユカタンと言えば、武力はないけど属性は『防』でLv1に『回復の祈り』を持っている、見つけたら引き抜きたい在野武将の一人。兵を無駄に出来ない、だけど戦わなきゃならない状況において、彼女の存在は心強かった。さっそくユカタンに兵を集め、シャンティにも十分補充できたら、いざ戦闘。

プリエスタを攻城戦の説得一回で落としました。

なんて運の良さ！！しかもアゼレアも仲間になってくれたし（ガーベラさんは駄目でしたが）プロミネントも一緒でほくほく。ここを落とせば、後は簡単。ユカタンとアゼレアとシャンティに兵を集め、どこどこ攻め込みます。


イベントでは、シャンティの力についてふれていました。歳を取らず、長い時を生きる、その代償に、その能力の及ぶモノ以外の命を吸い取ってしまう？
窓から眺めているだけだったシャンティに、ジュンが花を持ってきて渡したら、あっという間に枯れてしまった。つまりはそういうこと。
それについて、ジュンは最初驚いて少なからず怯えたけれど、やはりシャンティを守りたい気持ちに変わりはないようで、シャンティを戦術の一つとして（兵の士気をあげるために戦場にシャンティを呼ぶ）使うユヒトに反発していたり。

ユヒトの必殺技の台詞『憎まれ役を買うことはとうの昔に決めた！』はどういう意味なのかなと思っていたので、このイベントで納得しました。あえて厳しく言って、国を守っているんだ、兄ちゃん。

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ジェネシス雑記（プリエスタ編３

■■■今回は特にネタバレなしです。
ただ、ノーマルエンドを見るために色々してるんですが発生しないんですよね……。
今まで試したのは、

・初期メンバー全員解雇
・人間の兵を解雇（初期メンバーのみにする）
※最終イベントでアゼレアが人間の兵を出そうとすることから。しかし結果は普通に対神戦が発生。人間の兵がいなくても人間の兵を出そうとします。
・プロミネント、ガーベラ、フレデリカ、アルソス、各一人ずつ解雇
※アルソスだけは、解雇しても何故か対神戦にいきましたが。空気か。ここでも空気なのかアルソス。ひどいやIFさん。
・プロミネントと、ガーベラ、またはフレデリカを解雇
・ガーベラと、フレデリカ、もしくはアルソスを解雇
・フレデリカとアルソスを解雇
・ガーベラとフレデリカとアルソスを解雇

以上。
やってないのは
・プロミネントとアルソスを解雇した場合
・プロミネント、ガーベラ、フレデリカを解雇した場合
・プロミネント、フレデリカ、アルソスを解雇した場合
・プロミネント、ガーベラ、アルソスを解雇した場合
ですね。
……おそらく結果は同じだと思いますがorz
私よりも攻略している方が編集しているであろうwikiに載ってないんだし。
あとは、仲間にしちゃいけないキャラを仲間にしている場合、だと思うのですが、それはやはりルインですかね……。
支配イベントは普通にプレイしていたら、特に何もせずに全部発生するので。
……まさか会話イベントで支配イベントが発生している可能性もあるのか？そのプレイ中に会話イベントを発生させなければ条件は満たされないはずだから……でも見たイベントと言えば、フレデリカVSガランデさんくらい。他のエルフ軍の戦闘会話は他の周回の時に見てしまって、今回は発生させなかったし。

分からないー！！

ちなみに今回クリアしたのは1221年でした。
一番早かったのは共和国の1218年。

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追記。
結局、上記に書いた組み合わせを実行しましたが、全部発生せず。
やはりイベント制覇していない状態かなにかなのかなぁ……。

あ、横にちょっとブログパーツ置いてみました。ドラクエ好き。