のんびり気ままにGOC6攻略中。
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突然ですが結界師より、まっさんと夜未さんの話。
最近お姿を見ませんがどうしてるんだろう夜未さん。
「俺、実を言うと年上が好みなんだよね」
「……それがどうしたのよ」 「面白いことにさ、お爺さんもそうなんだよ。母さんも。良守の奴もさ。利守はまだ分からないけど」 「良守君?……ああ、なるほど、時音ちゃんね。母親もってことは、アンタの父親は年上なの。お爺さんは……」 「本人は隠してるみたいだけど、お爺さん、若い頃は近所の年上の幼馴染の人が好きだったみたい」 「ふぅん」 「年下が嫌いなわけじゃないんだけどさ。何故だか、相手の歳を知らなくてもどうしてか気になる相手は大抵年上なんだ」 「あっそ。甘えさせてくれる存在がいいってわけ?」 「うーん、どうだろう。年上だから包容力があるってわけでもないでしょ?」 「まぁね。でも年下と年上で違うことといえば経験の差なんじゃないの」 「それはあるけど、俺の場合、ただ甘えさせてくれる人じゃ、年上でも好みではないかなぁ」 「何それ。年上どうこうというより、性格の好みの問題じゃない」 「いや、それだったら年下や同年でもいいわけでしょ。でもこれが不思議と年上ばかりなんだ」 「へー。そー」 「気のない返事だなぁ」 「関係ないもの、アンタの好みなんて」 「つれないなぁ」 「何でよ。というか、何であたしがアンタの好みの話なんか聞いてなきゃいけないのよ。仕事の話だって呼び出すから来てやったのに、仕事の話が終わったんだから帰るわよ」 「まぁまぁそう言わず。今日はパフェも和菓子も紅茶も日本茶もでるお店なんだし」 「よくまぁ見つけたわよね」 「うちの情報網は凄いの知ってるでしょ。そのうちの一人なんだし」 「こういうのは別の情報網だと思うけど」 「はははは。で、話を戻すけど」 「戻さなくて結構よ」 「どちらかと言うと、話していて楽しい人がいいんだよね」 「聞きなさいよ人の話」 「君こそ聞いてよ」 「君とか言うな!!」 「それで、いつも遠慮なく言葉を返してくれるところもあるといい」 「アンタね……」 「ずけずけ言いながらさ、俺にはなかなかいい顔してくれないんだ」 「マゾ?」 「いやぁ、どちらかといえばいじめたい方だな」 「変態」 「酷いねぇ」 「本当の事を言ったまでよ」 「あー、でも、その相手にずけずけ言われたいのはそういうのあるかも。言葉のやり取りするの楽しくて、つい」 「マゾでサドだなんてやっぱり変態だわ」 「そうかい?人って結構そういうところあると思うけれど」 「あったとしてもアンタほどじゃないでしょうよ」 「ははは。まぁ、ともかくさ。優しく包み込んでくれる、母性の塊のような年上じゃなくて、気の強い、色々経験しているからこそ生き汚くなるような、でも純粋なところもあるような、そんな人がいいんだよね」 「随分とこだわること」 「そりゃあね。だって個人を指してるし」 「その相手は迷惑だわね」 「迷惑かなぁ」 「迷惑だわ」 「こんなに好きなのに?」 「アンタが言うと全部嘘臭く聞こえるのよ」 「俺はいつでも真剣だよ」 「どうだか」 「信じられない?」 「アンタが言う台詞?それ」 「そうかもね」 「自分で言う男に言われたらなおさら相手は信頼しないわよ。アンタがすることはひねた小学生が好きな子にするのと同じだわ。アンタの場合、それを大人になってもやるからなおさらタチ悪い。最悪」 「でも相手は何だかんだ言って話してくれるよ。怒っているのにさ。からかったり脅したりすることもあるのにね。妙なところで真面目というか律儀というか。うん、まぁ、だからこそ、かな」 「苦労人ね」 「だね。自分の弱いところなんて絶対見せようとしないし。甘えるよりむしろ甘えてほしいなとも思うことがあるけど」 「アンタに甘えたら一生ネタにされそうだわ」 「ははははははははは」 「否定なさいよ」 「否定しないって分かってるくせに」 「分かってるくせにって何よそれ」 「そろそろ駆け引きも終わりにしたいな。こんなにアピールしてるんだし。俺、本気だよ?」 「………だったらその薄ら笑いやめなさいよ、腹が立つ」 「ハハ、無理」 「死ね」 まっさんは甘えています。 PR |
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