のんびり気ままにGOC6攻略中。
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鈴シロ好きは読むべし。 ……とは言っても、人の好みの差はあると思いますが、どことなく鈴シロを思い出させるキャラです。 主人公は四百年以上続く武家筋の旧家、山林王の名望家の嫡子、わがままで少し高飛車で、けれど気丈で曲がったことが大嫌い、人を労わる優しさもこっそり持っている御城 紫信。彼女に仕えるは、代々御城家付きの上忍家の嫡男、純情一途で真面目、子犬のような純朴さと忠誠心を併せ持つ奥 才蔵。 ……どこかでみたような図ですね! 話は才蔵が里から出て来てしの姫のお付をするところから。御城家の秘密と彼女を狙う者から守るべく才蔵は奮起し、しの姫もふんばります。沈着冷静に見えてお互い、相手のことになると感情ぶっ飛びます。 二人とも幼馴染で、しの姫の遊び友達でもあった才蔵。才蔵は昔からしの姫を慕っておりました。しの姫も少しずつ彼の想いを受け取っていく。 そこに才蔵の兄貴分の三島佐介(金髪のきらきらした野生児)、才蔵のことが好きな動物使い筧千代(日本人形のような整った顔立ちで何気にサド)、しの姫の双子の幼馴染の三好晴海と健三、しの姫の保護者で破天荒な殿様教師幸田正吾も加えて大騒ぎ。 しかしギャグ漫画じゃありません。ギャグもあるけどメインはシリアス。結構人間関係ドロドロで、けれど生臭い感じはしない。むしろ切なさとやるせなさが痛いですね。 作者の高尾滋さんの絵柄は繊細かつ艶がある。特別凄く巧いというほどではないが、可愛らしさと繊細さとけれど頼りなさは感じられない強さが魅力だと思う。むしろ荒っぽいところがある。 鈴シロ好きは読んでくれと言っていますが、まんまあの二人みたいじゃありませんよ。しの姫と鈴じゃ似てるところはあれど、鈴の場合は周りに構わずどーんと突き抜けていく方ですが、しの姫は色々悩んで立ち止まりもします。 シロー君と才蔵だと、……子犬のような忠誠心は似てるな。 でも才蔵はしの姫が傷つけられでもしたら相手を本気で殺す勢いもってます。シロー君は現時点では怒りはするだろうけどそこまではしないと思う。将来的にはどうだか分かりませんが。 歳も同じ13~14歳。けれど圧倒的にしの姫の方が大人に見えるよ鈴!(余計なお世話 私はこの人の前作「ディア・マイン」で惚れた口です。 こちらの作品は年の差カップルのお話。女の子の方が男の子より7歳上の庶民。父を亡くし母との二人暮しだがのんびりのほほんの癒し系。料理が得意。男の子は10歳の天才で和久寺家当主。俺様で強引だけれど誰よりも一途で一直線。 ……私の好みが伺える作品だと思います。 PR |
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